前、友達のアーティストにウェブサイトある?と聞いたら、作っていないと言います。
(去年作った作品にまた手を加えました)
彼はこちらの大学でアートを教えているのですが、学生が教授のウェブサイトをチェックして先生に気に入られるような作品を制作する傾向が見えたので、ワザと作るのをやめたそうです。
(今、考えている作品)
タイのウォークショップでは、私達アーティストの他に何人かアート専攻の学生が参加しました。そうしたら、全員が最初キャンバス全体に一色塗るところから始めた。これは先生がそう指導をしたからでしょうね。技術を学んでいる途中でしょうか?
(これはうちのブタ)
その後、イタリア人のアーティストと話していたら、彼女はナポリに住んでいるのだけれど、彼女の知っている美術大学では、もう絵画の技術を学ぶクラスはなくなったそうです。若い学生は絵画よりも今流行っているインスタレーションの方を学びたくて来るらしい。学校が生徒のニーズに合わしたようです。
(うちの恐竜と犬)
いろんな国の学校で大勢の人がアートを勉強しています。毎年毎年、何人の学生が卒業していくのでしょうね?
どんな学び方をしても、コンテンポラリーアートをやる人は自分自身と向き合う事に気がつきますね。誰々先生がこう言ったこう描いた。あの本にはこう書いてあったは、自分のアイデンティティではありませんから面白くありません。自分の思い通りに作る。これが簡単なようで一番大事でむずかしくて楽しいです。
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