Kaoru Mansour

ちょっとホッとした事

アートKaoru MansourComment

フィラデルフィア・ファンドレイズのために作った、金箔にザクロの作品をInstagramにポストすると、イタリア人の男性が『これいくら?』とメッセージしてきました。値段、そして、これはもう嫁入り先が決まっている事を言うと、コミッションしたい。と返信してきます。からかっているのかと思って、彼のInstagramをチェック。どうやらアートコレクターのようです。でも、現物を見た後でないとねえ。ピカソやゴッホではないのですから。「作品の表面や、パネルの横後ろの写真を撮って確認のために送ります。気に入らなかったら返品代が高くつくでしょう。」とまたメールをしました。

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後、写真を撮っていて、去年だったか金箔の作品にクライアントからNGが出た事を思い出しました。メタリックな表面は写真ではナカナカつかめないのです。なんだか心配になってきた。途中で(これ面倒)ムードですよ。(いったいあんなストライキばかりしている国に無事着くんだろうか...)等とよけいな事を考えていたら、向こうも衝動買いムードから脱したらしく、はっきりしないメールになりました。(よかった...)売れなくて嬉しかったのはこれが初めてかも。