サンフランシスコのクライアントに絵を届けた後SFMOMAに行きました。
Gerhard Richterに、Anselm Kiefer、作品のサイズが半端でないです。
この後、Cy Twombly、Chuck Closeと続きます。好きなアーティストですがどれもこれもサイズが特大でお腹いっぱいと言うかそんな気持ちになりました。
その大きな作品の中で「いいな」。と思った小さな作品2点です。
Peter Blume(上)とChristopher Wilmarth(下)
サンフランシスコのクライアントに絵を届けた後SFMOMAに行きました。
Gerhard Richterに、Anselm Kiefer、作品のサイズが半端でないです。
この後、Cy Twombly、Chuck Closeと続きます。好きなアーティストですがどれもこれもサイズが特大でお腹いっぱいと言うかそんな気持ちになりました。
その大きな作品の中で「いいな」。と思った小さな作品2点です。
Peter Blume(上)とChristopher Wilmarth(下)
2ヶ月に一度くらいプリントをパネルにしたのを10〜20個作ります。オリジナルより値段が安いのを売りたいと言うクライアントから頼まれました。
そんなに作品を大量生産したらオリジナル作品の価値が上がらないのではないか?と言われる事があるのですが、私は60歳を過ぎていますから、もし上がる時がきても私は死んでいるような気がします。
誰かが私の作品を買いたいと思ってくれて、毎日、作品が作れて、それで支払いができればとても嬉しいです。
今日はまた、チマチマと売れるか売れないか分からない作品を自分のために作っています。正直、こう言う制作が一番楽しいんだけれどね。最初に書いた事は言い訳なのかなあ。
大平えちこさんの個展です。
全て用済みの紙をリサイクルした作品です。
何ヶ月もかけて作った作品を、『ちょっと違う』と壊してしまう人です。
えち子に妥協と言う言葉はないのだ。
Palos Verdesに行かれる事があれば是非どうぞ。
10月14日までやっています。
今回の作品、色々迷いが出てきました。
一度右を完成したのですがつまらなくなって左に変えました。(バックの色は同じです)こうやって見ると右のほうがよかった気がします。いや、右は面白みがない…ただbeautifulっぽいのはもう飽きた。
で、しばらく隠す事にしました。
いつもここにいた子がいなくなったので、ちょっと調子が出ません。
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生活ブログ”ART パンツ” もやっています
毎回、毎回、日本に帰ると制作意欲がシュルシュルっと萎んでしまいます。凡人だなあと思います。今回も3食昼寝付きに近い状態で両親と話をしたり、友達に会ったりしていました。
ところがロスに戻る2日前、友達がやっている切り絵教室におじゃまして挑戦しました。そうすると作品が無性に作りたくなりました。
このブログ、ずいぶんお休みしましたねえ。
全く忘れていました。チェックしてくださったのにいつも同じ。
本当にすみません。
30年近く取引をしているギャラリーから私の作品を30点近くピックアップしてきました。あぁ、このギャラリーでは私の作品も下火になったか。と思っていたら、最近はインスタグラムやウェブサイトのイメージだけで決めるクライアントが増えて、ギャラリーまで直接見に来ないそうです。
そうすると、ギャラリーに高い保険をかけて作品を保管しなくてもいい事になる。注文があったらアーティストに連絡して持ってきて貰えばいいわけです。私はすでに作った作品と似たコミッションもやりますから、返した作品が売れていても、また作ればいい。で、よけいギャラリーに作品を置いておく必要がなくなった。
おかげで、うちに新しい収納場所を作らないと収まらなくなりました。面倒くさ〜〜
作品を作り終わったら、ギャラリーに見せるための写真を撮ります。何年か前まではプロのフォトグラファーにお願いしていたのですが、最近は面倒になってきて自分で撮るようにしています。
先週この作品ができました。
でも、これに決めるまでに、
ベッドルームの床。
ぼつ。
バスルームの床。
ぼつ。
裏庭、テーブルの上。
ぼつ、ぼつ、ぼつ。
作品もお見合い写真のように、見た時にいいなと思ってほしい。Instagramで実物よりよく見せたい。ちょっとセコイな…と思いながら、でもそれが普通やろ…と思いながら撮っている私です。
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具象の作品を作り出した時、よく主なイメージを真ん中に置いていました。別に深い意味はなく、あの時はそう見えていました。ところが何年も作っているうちにイメージをあまり真ん中にはもってこなくなりました。この意味もはっきり分かりませんが、少しづつバランスのつかみ方が変わったのでしょう。
先週、絵描き友達が新作を見せてくれました。左半分、右半分違う色で分けられています。真ん中から右左真っ二つ。「どうしていつものようにズラさなかったのか?」と聞いたら『今回はいさぎよく作りたかった』と言いました。あえて避けていた分け方にいどんだのでしょうかねえ。
先週できあがったと思った上の作品。バランスがむずかしくて未練がましくまだ考えています。
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生活ブログ”ART パンツ” もやっています
旦那がまた古いボンゴのヘッドをくれたので、下の作品を作りました。
後、森をプリントしたプロジェクターシートが余ったので、ずっと前に買ったひょうたんにくっ付け始めました。
ところが全然気に入ったようにならない。マイラーとシートをまた全部外しました。
で、最初から作り始めたのですが、何をやってもしっくりきません...切りクズが散らばっている白い紙の上をいじった方がいい作品ができるような気がしてきました。
ひょうたんのインパクトが強すぎて私の手におえないわ。
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生活ブログ”ART パンツ” もやっています
フィラデルフィア・ファンドレイズのために作った、金箔にザクロの作品をInstagramにポストすると、イタリア人の男性が『これいくら?』とメッセージしてきました。値段、そして、これはもう嫁入り先が決まっている事を言うと、コミッションしたい。と返信してきます。からかっているのかと思って、彼のInstagramをチェック。どうやらアートコレクターのようです。でも、現物を見た後でないとねえ。ピカソやゴッホではないのですから。「作品の表面や、パネルの横後ろの写真を撮って確認のために送ります。気に入らなかったら返品代が高くつくでしょう。」とまたメールをしました。
後、写真を撮っていて、去年だったか金箔の作品にクライアントからNGが出た事を思い出しました。メタリックな表面は写真ではナカナカつかめないのです。なんだか心配になってきた。途中で(これ面倒)ムードですよ。(いったいあんなストライキばかりしている国に無事着くんだろうか...)等とよけいな事を考えていたら、向こうも衝動買いムードから脱したらしく、はっきりしないメールになりました。(よかった...)売れなくて嬉しかったのはこれが初めてかも。
取引をしているフィラデルフィアのギャラリーからファンドレイズのための作品を頼まれました。普通はアーティストのチョイスで出品できるのですが、今回は少し違います。
サイズが24インチx24インチx1.5インチの木のパネル、そして値段も決まっているのですよ。
この、作品全点同じサイズ同じ値段と言う発想はどこからきたのでしょうね?ちょっとつまらない気がしますが。
なんだか、小学校に貼ってある同じサイズの画用紙に描いた絵の展示を想像してしまいました。
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知り合い(60)は恋人探しをネットでしているそうです。まず、第一条件、高収入の男性。そうするとお金を持っている事を自慢する彼女のタイプではない男性が何人もコンタクトをしてきた。まずお金と言ったのがまずかった気がしますねえ。それだったら具体的に医者とか弁護士と書いた方がお金が強調されなくてよくないですか?(やっぱりされるか...)
で、考えました。もし私がアートが好きな人を条件にしたら一体どんな男性がコンタクトしてくるのでしょう?もっと絞ってサイ トォンブリー/Cy Twomblyが好きな人はどうでしょうね?かなり私のタイプかもしれませんねえ。
などと、アホな事を色々考えながら、息子のライブを聴いていた母でした。
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先々週、ビットコインギャラリーで作品を売りませんか?とメールがきました。(なんじゃそれ?)ビットコイン、ビットコインとよくニュースで聞きますが、どうもピンときません。最初頭に浮かぶのはモノポリのフェイクマネーですよ。
ビットコインギャラリーに参加しているアーティストにメールをして「どうですか?」とたずねたら、みんな詐欺ではなさそうだと言うので参加する事にしました。もし売れたらビットコインではなくてドルで下さいとお願いしましたが、やっぱりモノポリの中でフェイクマネーを使って絵を買っている場面が目に浮かびます。
カフェでテイクアウトのサンドイッチを待っている間、Instagramのアートをチェックしました。最近ちょっと中毒です。
どんどん私好みの作品が出てくるので嬉しくてフォローしているとキリがない。気が付いたら、サンドイッチの箱を開けてカウンターでフレンチフライを食べていました。(目はスマホ)
ビジュアルの作品は一目で好きなのが分かるからこれができるのですね。音楽は少なくとも何分か聞かないと好きかどうか分からない。音楽と時間は絶対に離せないものなんだなあと改めて思いました。
そう言えばイントロだけで曲名を当てるクイズ番組ありましたねえ。一秒ぐらいで当てる人もいた..また話が横にそれてしまった。
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古い作品のパネルがあったので、その上に新しい絵を描きました。
中途半端な作品はどんどんリサイクルしようと思っています。
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丸や犬たちの作品ばかり作っていたので、植物のイメージをまたやっています。
ちょっと腕が鈍ったというかそんな感じです。投げる練習ばかりやってたら打つ方が下手になった感じ?
何でもしばらくやめると鈍りますねえ〜 でも、マンネリ化からは少し脱した感じです。頭が少しリセットされました。先週、琳派の作品を見ていて急に金を使いたくなりました。
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旦那が留守の間は家中が作品だらけになります。
展覧会が終わってピックアップした作品がまだずらり。
そしてまた新しい作品を作っています。終わりのないサイクル。