Kaoru Mansour

Lydia Takeshita 1926ー2019

Kaoru MansourComment

LA ART COREの創始者そしてディレクターのリディアが逝ってしまいました。40年間、亡くなるまで現役でした。私は彼女のおかげで大勢のアーティストと知り合いになれました。いつも嘘がない人でしたねえ。子供の様に笑う人でした。彼女が教育者そしてアーティストになりたい。とお父上に話したら、『それなら、結婚はするな。』と言われたそうです。アメリカでもまだまだ男尊女卑が残っていた時代で、結婚して娘に自分の夢をウヤムヤにして欲しくないとお父上はお思いになったそうです(リディアの話)。彼女はうちから10分程のお父上が建てられた山の上の家に一人で亡くなるまで住んでいました。I miss you Lydia…

Lydia 中央/ Hei Myung の作品の前で。(2017年撮影)

Lydia 中央/ Hei Myung の作品の前で。(2017年撮影)

みんな描く

Kaoru MansourComment

旦那が教えている小学校の打楽器クラスで、彼の似顔絵を描くのが流行っているそうです。『子供って絵を描く事を全然怖がらないんよ。』と言います。大人になると『ダメダメ絵は描けない』で終わる人、多いですもんね。

一人一人のスタイルが違っていて、いいよねこう言うの。

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ブツブツ交換

Kaoru Mansour2 Comments

アーティストの友達/Leslie Rosdolが私の小さなパネル作品を見て、買いたいと言ってきました。私は彼女の作品が好きなので、ブツブツ交換をしました。いいでしょ?この器。

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トクした気分。

新しい作品6つとイタリアのアイデア

Kaoru MansourComment

バタバタしていてこちらのブログがお留守になりました。新しい作品をwork にアップデートしました。
この6点です。16㌅x16㌅・木のパネルです。新作品はinstagramに一番早くポストしますので、興味がおありの方はチェックしてくださいね。

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4月からイタリアでレジデンシーがあります。ナポリではインテリアデザインが施されていないホテル一室に作品を作るという企画です。カプセルホテルではなくてキングベッドが入った普通のホテルの一室に合う、作品を1週間で作るなんてどうよ? ただいま、スタジオいっぱいに作品を並べてアイデア絞り出し中です。

2月10日に個展オープニングがあります

Kaoru MansourComment

この個展、最初2月3日がオープニング日でした。ところがギャラリーが招待状を送ったら『スーパーボールの日だから無理』との返事が多数きたらしい。で、2月10日に変えたらこの日はグラミー賞の日らしい。私は両方とも興味がないので気が付きませんでした。で、思い出しました。2002年ドイツのミュンヘンで展覧会があったのですが、オープニングの日がワールドサッカーの決勝戦でした。ドイツチームが残っていた。ギャラリーに来た人はパラパラですよ。サッカーの人気度を思い知りました。2月10日、音楽ファンの方は、オープング4時に来てギャラリーでワイン、後、家でグラミーと言うコースをオススメしたいです。

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オープニング以外はアポイントメントだけですのでご注意を。

リラックスする方法

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旦那が書いた曲のボーカルを頼まれたので録音したのですが、出だしのリズムがほんの少しずれてしまった。もう一度そこんところを歌い直すと言ったら、『ちょっとズレてる感じが人間らしくていいと思う』と言うのです。

何でもかんでも、キチンとしていない方が面白い時がある。と、言います。昔、jazzドラマーのBill Stewartがインタビューで演奏前にウォーミングアップはしない。その方が人間的な演奏ができるから。みたいな事を言っていて旦那はなるほどと思ったそうな。(多くのミュージシャンは本番に100%出せるようにウォーミングアップをするそうです。)

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昔、私の描き癖が嫌いでよく利き手でない左手で描いていた事がありましたが、ちょっと似ているような気もします。もう少し広げて見れば、私の作るものに正解不正解などなくて、私自身もいい悪いがなくて、間違うから失敗するから人間らしくていいと思えば私ももっとリラックスできるか…

* 新しい作品のイメージを何点かworkにアップデートしました。

散歩しながら考える

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クリスマスは、オレゴン州ポートランドにいました。

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雨が多い場所で街の色がロスと全然違います。色が濃い…と言うか、何だかシリアスな雰囲気です。こう言う街に私の仕事場があったら派手な色を使って作品を作らないかも…と思いました。

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その事を旦那/ミュージシャンに話したら、彼もきっとロスで書いているような曲は書かないだろうなあ。と言います。

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ロスで<自分のスタイル>とか言って、作品を作ったり曲を書いたりしていますが、場所を変えたら使っていない脳みそが動き出してまた全然違うモノができるかもしれませんね。

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でも、シリアスな雨の街と思っていたら、新しく知り合った人たちが破茶滅茶で自由奔放、それに影響されてもっと派手な色の作品を作るかもしれないしね。

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人生は実際やってみないと分からない事だらけ…とりあえずここは寒いからロスでええか…などと考えながら
日が沈む前の森を散歩したのでした。

隠すのやめた

Kaoru MansourComment

前回の続き。やっぱり色を入れました。

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12月1日にポストした作品が行き詰まったのでしばらく見ないようにしようと仕事場の端に隠していました。それを先々週、遊びに来た友達の大平えちこちゃんが見ました。(彼女は私の大好きなアートティストです)

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黙っているので、「フェルトをちょこちょこ貼ったりしてもダメね」と私が言ったら『うん、小賢しいことでは作品は解決せんよねえ』と言います。そして『隠さないで、どんどん進めてごちゃごちゃの中から何かが見つかる事もあるよ。』と笑います。

たしかに…

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学校に行っていた頃は(少し隠して…)の余裕などありませんでした。作品提出が迫っているけれど全然いいのができない。もうヤケクソで作っていたらちょっとヒントが見えてくる。こう言う時ありました。

やけくそで貼った糸

やけくそで貼った糸

久しぶりにヤケクソと言うか破れかぶれと言うか、いつもとは違う作り方をしています。

チャコール

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前回、大きなキャンバスに色とりどりの花を使ったので、今回は色をおさえて作っています。

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久しぶりにチャコールを使ったのですが、面白いです。学校でデッサンをしている時私はチャコールが好きでした。友達は手も服も汚れる画材は居心地が悪くなると言ってテキスタイルに変わりました。彼女はキレイ好きでしたねえ。なつかしいです。

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横長パネルで作っているのですが、きっと途中で色を使いたくなる予感がします。今回は、16”x32”のパネルを2つ繋いでいるのですが、こう言う図柄、きっと大きなキャンバスでも面白いですね。

好きな図柄

Kaoru MansourComment

このドローイングいいでしょう?

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地図です。

地図を見るのは興味ないけれど、図柄を見るのは大好きです。

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Palos Verdes アートセンターにありました。

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Colorful Work

Kaoru MansourComment

カラフルな作品を作りたくて始めたのですが、終わりが見えない… 先週金曜日のブログに載せた作品は色数が少なくて1日でできました。

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ミュージシャンの旦那にこの事を話すと、作曲もデュオやトリオはわりかし短時間で書けるけれど、楽器の数が多くなるほど時間がかかると言います。似てるな…色んな色や楽器に主義主張があって、それを取りまとめるのに時間がかかるのは当然か…

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ところが、今日、友達のアーティスト(この人の作品は普通1色〜3色)と話していたら、自分が表現したいと思う色しか使えない。そして、限られた色でどれほど自分の表現力を高める事ができるかに興味があると言います。

アートは自由な発想が大事と言うけれど自分の興味があるところを見つけて、掘り下げるのはやっぱりそれにかける時間のような気がきますね。私が今一番興味があるのは何でしょう?まだまだ未熟です。

(旦那/打楽器奏者は内容の濃い打楽器ソロの作曲が一番むすがしいかもと言っています。これは一色か…)